ITパスポート試験の参考書を読んでガジェット好きとして感じたこと

2019年9月18日水曜日

テクノロジー

t f B! P L

ITパスポート試験。
それは、文系大学生がとりあえずで取る国家資格第2位、と私が勝手に思っている資格。
1位は自動二輪、3位は宅建です。
みんな宅建取ろうとするって偏見持ってます。

話がそれましたが、ITパスポートの勉強本を借りたので感想を。
なんとなく借りて読んでみたのですが、色々考えさせられました。
私は、情報基礎を始めとしたIT系資格は一切持っていません。
ですので、本記事は趣味でインターネッツかじってる人から見たらどうなのか、になります。

3分野分けされている

私は勝手に情基を劣化させたもの、と思っていましたが、目的がだいぶ違う感じました。
Iパスは「会社のやってること、エンジニアのやっていることが軽く理解できている」証ですね。

そう思った理由を、分野毎に感じた感想とともに説明していきます。

ストラテジ系

試験用網Ver.4.3を見たところ、求められる水準のうち

「担当業務を理解するために,企業活動や関連業務の知識をもつ。また,担当業務の問題把握及び必要な解決を図るために,システム的な考え方や論理的な思考力をもち,かつ,問題分析及び問題解決手法に関する知識をもつ。」

が該当している部分……ですかね。

個人的には、ここを理解できている証明としてIパスは強いのでは?と思いました
IT一切関係ありませんが、日本における企業とはどのような立ち位置なのかを理解している人材って重要だと思います。
IT関係なくなってしまいますけど。

問われているもの自体は、中高生レベルの社会科と簿記の基礎ですね。
経済ニュースを理解できるようになれるレベル、でしょうかね?

マネジメント系

上に同じく試験用網においては、

「利用する情報機器及びシステムを把握するために,コンピュータシステム,デ ータベース,ネットワーク,情報セキュリティに関する知識をもち,オフィスツ ールを活用できる。」
「安全に情報を収集し,効果的に活用するために,関連法規や情報セキュリティ に関する各種規定に従って活動できる。」
「業務の分析やシステム化の支援を行うために,情報システムの開発及び運用に関する知識をもつ。」

ですかね。
この試験内で設問数は少ないながら、IT人材育成を語るなら一番重要な分野ですね。

私も、個人でブログ運営や、テンプレートいじっているのでここは勉強したいなと思いました。

テクノロジ系

該当文は…

「利用する情報機器及びシステムを把握するために,コンピュータシステム,デ ータベース,ネットワーク,情報セキュリティに関する知識をもち,オフィスツ ールを活用できる。」
「安全に情報を収集し,効果的に活用するために,関連法規や情報セキュリティ に関する各種規定に従って活動できる。」

ぐらいですかね。 私が勉強しなくてもそこそこ正解できそうな分野です。

ハードウェアの名称・TCP/IPの基礎・表計算・プログラムの基礎構造……ってところですかね。
IT関係の基礎資格、と言われて私が想像していた分野です。

個人的には、接続端子の紹介内でIEEE1394を初めて知りました。
調べてみると企画競争でUSBに負けた、と。
昔出たから掲載されている……のでしょうか?

個人的に覚えるべきものを順番に言うと、USB(type A)・MicroUSB・USB type C・lightening・HDMI・DVI・USB type B・Display Port・MiniUSBの順です。
USBは同じ形状でも、より細かい分類があります。ですが、ひとまず形状が分かっていれば許します。刺せれば最低限のことはできる(給電は規格の確認必須ですけど)。
この話は暇があったら一つの記事としてあげましょう。

ソフトウェアセクションの知識は覚えておくと、PC内でどのように処理されているか知れるのでいいと思います。
ディレクトリやらパスやらは、把握しておくとファイル整理と一括処理が捗りますよ。

結論:Iパスが求める人材像って……

多分、IT社会においてそつなくこなす会社員じゃないですか?
特にIT関係ではない部門の会社員に求められる資格ですよこれ。
人事部とか、特にITスタッフとの接触が多い部署であれば人材評価に入ってきますね。

IT技術者を目指すのであれば、この資格は弱いと断言できます。
テクノロジー部分については基本中の基本であり、技術者として売り出すにはムリがあります。
TOEICの会場でABCの歌を歌えて、アルファベットの大文字と小文字の読み書きができる……と言っても失笑されるだけ、そんな感じです。

ただし、基礎は養えます。
IT知識0、USBもよく分からない、けどITってカッコいいし興味ある!って人はいいと思います。
基礎なくして応用なし。IT技術者とは何者なのか知るために勉強してみては。

仮に私が採用担当で、ITパスポート保有者を見たとするなら、基礎的な企業のしくみやITへの理解がある人材と評価します。
会社とは何なのかを知っている、は評価点です。
ITについては、本を貸せば理解できることは確定(単語やらでつまずかない)人だな、ってところ。
パソコン関係でメチャクチャなことはないかな、という安心感ぐらいですね。

自己紹介

自分の写真
単独行動が得意なヴィラン。特技は本の角で殴ること。

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読者へ私が干渉することもありません。

SNSを運用するのが面倒だから連絡手段がないだけ、ではありますが。

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